KVMスイッチとシリアル・パススルー(Serial pass through)

●シリアル・パススルー対応機種:
UltraMatrix-E multiplatform model
UltraViewPro multiplatform model
ServeViewPro multiplatform model
MultiViodeo multiplatform model

●シリアル・パススルー機能:
シリアル・パススルー機能は、当社のServeViewPro、UltraViewPro、及びMultiVideoの3機種のKVMスイッチの「MultiPlatform」タイプに組み込まれています。この機能により、タッチスクリーン、タブレット、キオスク等のシリアル装置を直接KVMスイッチに接続する事を可能にしています。ユーザーが操作するシリアルターミナル装置はKVMスイッチ経由でコンピュータのシリアルポートに繋がります。シリアル信号がKVMスイッチを単に通過するだけになり(pass-through)、いかなる場合でもKVMスイッチの内部機構により信号が変わる事はありません。

●KVMスイッチをカスケード接続する場合のシリアル・パススルー機能:
切り替え対象のPCの台数が16台以上ある場合はKVMスイッチをカスケード接続する必要があります。その場合、カスケード接続されるすべてのKVMスイッチは「MultiPlatform」タイプである事が必要です。KVMスイッチ間のカスケード接続用には、CAB-CXVSMMxxケーブルを使用します。シリアル・パススルー信号を伝達します。

●シリアル・パススルーの具体例1:
4台のPCがあり、それらを1組のキーボード、マウス、及びタッチパネル式のモニターを使用して切り替えながら使用する例が下記の図の通りです。シリアル・パススルーに対応した当社KVMスイッチは、ServeViewPro、UltraViewPro、及びMultiVideoの3モデルで、それぞれMultiPlatformバージョンのみが対応しています。


●シリアル・パススルーの具体例2:
20台のPCがあり、それらを1組のキーボード、マウス、及びタッチパネル式のモニターを使用して切り替えながら使用する例が下記の図の通りです。カスケード接続する場合でも、MultiPlatformバージョンのみの機種でカスケード接続を行います。


●シリアル・パススルーの具体例3:
2台のSUNと1台のPCがあります。2台のSUNは3つのビデオ出力があり、且つ、タッチパネルを使用したい。1台のPCは通常のPC。これらをKVMスイッチで集約したいという技術要求に対し、弊社は、MultiPlatformバージョンのKVMスイッチ「MultiVideo」を提案します。MutliVideoは、複数のビデオ出力を有するコンピュータ群を一組のコンソールで統合的に管理出きるKVMスイッチです。


●シリアル・パススルーで使用するタッチパネルのシリアル信号
当社のシリアル・パススルー対応KVMスイッチ及び専用のシリアルコネクタ付きKVMケーブルでサポートしている信号はTX, RX, GNです。もし、お客様でご使用のタッチスクリーンがハンドシェイク信号を通すタイプであれば、そのハンドシェイク信号を不能(diable)にする必要があります。シリアルタッチスクリーンはハンドシェイク信号無しでも正常に作動いたします。なお、下記のアダプターを使用することによりハンドシェイク信号をPC側で不能(diable)せずに使用できます。

(1)アダプタ ACC-D9MF-PCSW:タッチスクリーンが使用可能な当社KVMスイッチとPCの間に置き、PCのシリアルポート側に接続します。アダプタ外観写真:⇒
(2)アダプタ ACC-D9MF-CVTS:タッチスクリーンが使用可能な当社KVMスイッチとKVM延伸装置CrystalViewのリモートユニットの間に置き、CrystalViewのリモートユニットのシリアルポート側に接続します。
アダプタ外観写真:⇒