ServerView Pro、UltraView Pro、UltraMatrix-Eのカスケード接続方法

(1)ServerView Pro及びUltraView Proのカスケード接続方法
コンピュータ切り替え器(ServeView Pro & UltraView Proシリーズ)2台のカスケード接続の方法(左図では、右側がMaster Unit、左側がSlave Unit)

 Master UnitとSlave Unitの接続:
2台の切替器のうちどちらか1台をMaster Unit、他方をSlave Unitとします。Daisy Chain Cable CAB-CXVSMMxxを、Master Unitの1番ポートとSlave UnitのKVMポート(KVMポートとは、モニター・キーボード・マウスのコンソール器機を接続する側のポートです)に接続してください。

 入力ケーブル(ケーブル型番の最後がMxxで終わるケーブル)をMaster UnitのKVMポートに接続します。出力ケーブル(ケーブル型番の最後がCxxで終わるケーブル)およびそれに対応するPCをSlave Unitの1番ポートから順に接続してください。Slave Unitの最後のポート以降はMaster Unitの2番ポートから順に接続してください。

 すべての接続が終わり、またコンピュータ側との接続も完全に終了した時点で、まずMaster UnitおよびSlave Unitの電源を投入してください。次に接続しているすべてのPC側の電源を投入してください。

 カスケードをした2台の切替器の初期設定:
Master UnitおよびSlave Unitに接続したPCにアクセスするためには次の3つの設定をする必要があります。
   <1>最大ポート数の設定: Ctrl + P + xx (Master Unit, Slave Unitを合わせた最大ポート数) + Enter
       このすぐ後に、Ctrl + K
   <2>拡張ユニットの数の設定: Ctrl + U + xx (Slave Unitの数) + Enter
   <3>PCの数の設定: Ctrl + W + xx (Slave Unitの最大ポート数) + Enter

 コンピュータ切り替え器のポート番号とPCの番号の対応は下記のようになります:

   <例:16ポート切替器が2台の場合、最大31台のPCを接続できます>
   31台のPCを全部接続したとします。

   Slave Unit Port-1 .......... PC No.1
   Slave Unit Port-2 .......... PC No.2
        :
        :
   Slave Unit Port-16 .......... PC No.16
   Master Unit Port-1 .......... (Slave UnitのKVMポートに接続)
   Master Unit Port-2 .......... PC No.17
   Master Unit Port-3 .......... PC No.18
   Master Unit Port-4 .......... PC No.19
        :
        :
   Master Unit Port-16 ......... PC No.31

 コンピュータからコンピュータへの切り替えは、キーボードの左側コントロール・キーを押してすぐ離し、目標のコンピュータの番号に相当する数字キーをすぐ押してください。なお、数字キーはキーボードの右側にあるテンキーは使用しないで下さい。必ず、キーボードの上部に並んでいる数字キーをご使用ください。

Note:Vistaシリーズはカスケードは出来ません。


(2)UltraMatrix-Eのカスケード接続方法

KVMスイッチ UltraMatrix E-Series 2台のカスケード接続の方法

 Master UnitとSlave Unitの接続:
2台の切替器のうちどちらか1台をMaster Unit、他方をSlave Unitとします。カスケード・ケーブル CAB-CXUMXxx (DB15M-DB15F)2本を、Master UnitとSlave Unitのエクスパンションポート(Expansion Port)のIn/Outのポートにそれぞれ接続します。

 コンピュータはすべてCPUポートに接続します。

 KVMポートに最大4組のキーボード・マウス・モニター(KVMセット)を接続できます。但し、このうち2組だけが独立にコンピュータを操作出来ます。残りの2組は、もし最初の2組がアクティブの場合は、コンピュータの操作は出来ず、画面観察のみです。

UltraMatrix E-Series のカスケード接続の方法

具体例として8ポートのUltraMatrix E-Series Model EE2-2X8Uを2台カスケード接続する場合の方法をご説明します。

2台のうちのどちらかをMaster Unit、他方をSlave Unitと決めます。通常、Master Unit側にInput Cableを接続します。Input cableを接続するポートをKVM Portと呼びます。

2台の切替器のユニットをカスケード接続する前に、それぞれ独立にユニットのシステム設定を下記の様に行います。2台のユニットはまだカスケード接続しないようお願いします。Input Cableにはキーボード、マウス、モニターを接続しておいてください。なお、この段階ではまだコンピュータを切替器に接続する必要はありません(接続しておいても問題はありませんが)。

  • Master Unit
    Input CableをKVMポートに接続し、Master Unitの電源を投入します。Controlキー + F12でスクリーン上にMain Menuが現れます。Main Menuの中でSystemを選択し、System Settingの中で下記の様に設定します。
        Starting computer number ..... 1 (Master Unitでは常に1)
        Maximum computer ..... 16 (Master Unitのポート数とSlave Unitのポート数の合計のポート数を記入)

    上記の設定が完了した後、ESCキーでMain Menuに戻りSaveを選択し、設定の保存を行って下さい。これでMasterUnitの設定は完了です。

  • Slave Unit
    Input CableをKVMポートに接続し、Slave Unitの電源を投入します。Controlキー + F12でスクリーン上にMain Menuが現れます。Main Menuの中でSystemを選択し、System Settingの中で下記の様に設定します。
        Starting computer number ..... 9 (Master Unitの最後のポート番号に1を加えた数字がSlave Unitの
                              最初のポート番号になります)
        Maximum computer ..... 16 (Master Unitのポート数とSlave Unitのポート数の合計のポート数を記入)

    上記の設定が完了した後、ESCキーでMain Menuに戻りSaveを選択し、設定の保存を行って下さい。これでMasterUnitの設定は完了です。

    Master Unit、Slave Unitの個別の設定が完了した後、カスケードケーブルCAB-CXUMXxxx (xxxは長さを表します)2本をMaster UnitとSlave Unitの背面一番左端の2つのポートにそれぞれ接続します。Input CableをMaster UnitのKVMポートに接続します。ユーザー数が2人以上の時は3番目、4番目ののInput CableはSlave UnitのKVMポートに接続します。ただし、同時にnon-blocking状態で使用できるユーザー数は2人です。

    接続されたコンピュータへの切替はCtrlキーを押して離して、すぐ接続されたポート番号の数字を押して離して、Enterをすぐ押します。これによって切り替わります。あるいは、スクリーン上でも切替が出来ます。これは、Ctrlキーを押して離してすぐESCキーを押すとコンピュータ一覧が出てきますので目標のコンピュータを選択してEnterキーを押すと切り替わります。

    切替器のポート番号とコンピュータ番号の関係は下記の様になります。
    Master Unit Port番号1 ..... Computer 1
    Master Unit Port番号2 ..... Computer 2
    Master Unit Port番号3 ..... Computer 3
         :
         :
    Master Unit Port番号7 ..... Computer 7
    Master Unit Port番号8 ..... Computer 8
    Slave Unit Port番号1 ..... Computer 9
    Slave Unit Port番号2 ..... Computer 10
    Slave Unit Port番号3 ..... Computer 11
         :
         :
    Slave Unit Port番号7 ..... Computer 15
    Slave Unit Port番号8 ..... Computer 16