3次元点群にカラーを与えましょう

ZEB Vision

ZEB Visionの概要

ZEB Visionは、ZEB Horizonのハードウェアアップグレードです。2つのレンズ（背面と前面）による4K 360度パノラマカメラと、そして簡単に取り付けできるマウントキットで構成されています。

4K解像度360°パノラマカメラなので、本体を上下左右に動かしてキャプチャする必要がなく、ZEB Horizonと同じようにスキャンするだけでモノクロのポイントクラウドを美しい色付き点群にする事ができます。

キャプチャした写真と点群データは、ソフトウェアGeoSLAM CONNECT内で自由に変換・編集することが可能です。

【手順①】

ZEB VisionをZEB Horizonと併用することで、対象エリアを歩きながらスキャンするだけでRGBデータを取得することができます。
カメラは1秒間に2枚の画像を自動的に撮影します（前面カメラから1枚、背面カメラから1枚）。

【手順②】

データ処理のワークフローは、4つのシンプルなプロセスで完結します。①SLAM、②イメージスティッチング、③イメージポジショニング、
④カラーリングです。
これらの手順は、個別のソフトウェアを必要とせず、すべてGeoSLAM Connect のインターフェース内で完了することができます。

【結果】

ZEB Visionの画像とLiDARデータ間のシンクロは100分の1秒以下の精度で、点群と画像との間には誤差がありません。
その結果、RGBカラー化された美しく詳細な点群データを得ることができます。

より綺麗な色付き点群を作成するために専用のバックパックの使用をおススメしています。ZEB Visionのカメラを一定の位置に固定させることで撮影する画像のブレを抑えることができます。さらに長いスキャンを行う際、手に負荷がかからないので、とても便利です。

ウォークスルーバブルビュー
点群の視覚化
画像の3D測定
Draw4.0との統合
すべてのデータをサードパーティのソフトウェアにエクスポートします。　例： Orbit テラソリッド
相対精度	６ｍｍ以下
絶対精度	１～３ｃｍ

ZEB Horizonへの取り付け
取り付けプレートを４本のネジでとりつけます。