ドローン写真測量ソリューションセット

カテゴリ
ドローンマッピング3Dマッピング
業界
土木 測量 防災
メーカー
Cybernetech

ドローン写真測量とは

ドローン写真測量はドローン(UAV)で空撮した写真を基に行う測量で、現地の現状確認や三次元モデル作成、施工計画の基礎資料などの多岐に利用されている技術です。

サイバネテックではドローン写真測量の参入に必要な機器をセットでご提供いたします。

※携帯電話・PC等一部お客様に用意していただき必要があります。


1.必要な機器

ドローン写真測量を行う場合、いくつかの機器・ソフトウェアを組み合わせる必要があります。

現場作業

・ドローン

写真撮影を行うことができるドローンであればいずれの機種でも使用可能ですが、価格と品質のバランスを考えると以下の2機種が有力候補になります。

Matrice4E:業界最大手の中国メーカー「DJI」の最新型ドローン。

ANAFI Ai:フランス製の汎用ドローン。中国製を避ける場合にはこちら。

いずれの機体も自動飛行が可能です。

Matrice4E

ANAFI Ai

・基準点

写真測量を行う場合、GCP(グラウンドコントロールポイント)と呼ばれる基準点を地上に設置し、測量を行う必要があります。

設置した基準点を上空のドローンから見えるようにするために対空標識と呼ばれる市松模様の板を使います。

測量方法は様々な技術がありますが、ネットワーク型RTKと呼ばれる技術を用いるのが最も簡便です。EMLID Reach RXはネットワーク型RTK技術を使用することにより短時間で高精度な基準点測量を可能にします。

後処理

・SfMソフトウェア

ドローンで撮影した画像を使用するにはSfM(フォトグラメトリ)と呼ばれる技術で合成を行う必要があります。合成することにより空撮したたくさんの画像から大きな平面画像(オルソ)の作成や三次元点群、三次元モデルを作成することが可能です。

SfMソフトウェアにはデスクトップ版「Pix4D matic」とクラウド版「Pix4D cloud」の2種類を用意しています。


・CADソフトウェア

平面画像や三次元点群、三次元モデルを活用する場合、一般的にはCADと呼ばれるソフトウェアを使用して図面等に落とし込んでいくことになります。利用目的によって最適なCADソフトウェアは異なりますが、弊社では「TREND-POINT」「Pix4D survey」「SiTE-Scope」を用意しています。


お客様に用意いただくもの

・スマートフォン

ドローンおよびEMLID Reach RXを使用する際にスマートフォンを機器に接続して作業を行う必要があります。

・N-trip

EMLID Reach RXを使用する際にはN-tripサービスに加入する必要があります。加入業者については弊社からアドバイスできます。

2.活用分野

測量

・地図作成
・地形モデル作成


建設

・現況確認
・計画図作成
・提案資料



防災

・被害予想
・避難計画作成
・被災状況確認

3.基本構成

Matrice4E or ANAFI Ai

    +

EMLID REACH RX

    +

対空標識

    +

Pix4D matic or Pix4D cloud

    +

TREND-POINT or Pix4D survey or SiTE Scope



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